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認知の門を叩くSNS

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先日、「Shift11:Webデザイン行く年来る年(CSS Nite LP55)」(2017年12月16日開催)が開催されており、その実況ツイートがTwitterに流れてきました。

折角なので個人的に思うところがあるツイートをモーメントにまとめておきました(末尾)。

特に、記事を書こうと筆を取ったのはWebの10年を振り返る基調講演での「認知の入り口がSNSに変わった」という内容に「確かにそうだ」と膝を打ったためです。

去年の8月の時点で「スマホユーザは"検索"するときに検索エンジン(googleやYahoo)を使わず、日常的に接しているSNSの上で検索を行う」ということが既に指摘されていましたが、個人的に今回のお話はそれを改めて認識させることになりました。

今年の5月にはこういう記事もありました。

こうした記事では若年層、つまりスマホやSNSが日常に溶け込んでいる人にフォーカスが当てられています。

一報で、#cssniteのハッシュタグ追いを終えて行き着けのコーヒー屋さんでコーヒーを飲んでいたら、お客さんの着物を着た良い感じのおば様がfacebookで検索していました。

上手く検索ができなかったり、アカウントを見付けて友達申請するかと思ったらFacebook Messangerを起動してしまったり(Messangerのアイコンを友達申請のボタンと間違えた)、といった感じなので、正直なところスマホやIT機器に強いというわけではなさそうでした。どちらかといえば、むしろ使い方を良く分かっていない方と見受けられました。

そんな方でも、スマホで、SNS上で、お店や人を探していたのです。

個人的にはそれが衝撃的でした。

このような話を聞いた後に、個人的にもこのような体験をしたことで、改めてスマホとSNSは世界を変えたのだなー、としみじみ感じました。

今年の8月の記事ですが、タイトルにあるようにSNSはもう社会のインフラとなっていて、あるのが当たり前なのだ、と改めて感じた次第です。

裏を返せば、どんなにカッコイイ・カワイイWebサイトを作っても、SNSを運用していなければユーザの検索には引っかからない。つまり、誰も見てくれないWebサイトになってしまう可能性が高い……とひしひしと感じました。

Webサイトはブランディングや認知のための広告、つまり「ユーザが最初に目にする一次選考」ではなく、「SNSで存在を認知した上での比較・検討の二次選考」というポジションになっているのだと。

そういった文脈を仮定するならば、Webサイトのデザインも見た目のデザインだけではなく、ユーザがどのルートでWebサイト(トップページではなくユーザが欲しい情報が掲載された記事が最初に目にするページになる可能性が高い)に辿り着いて、そこからどう導くか。文脈を仮定し、ピンポイントで狙った設計にする必要が出てきますし、ユーザの行動や体験も含めてデザインしなければならない。折りしもGoogle Homeが登場し、音声アシスタントがすぐそこに迫ってきています。アクセシビリティもありますし……本当に、「デザイン」はもう見た目だけではないですね。ディレクションやプランニングも含めた設計、という領域になっているのだ、と思い至ったところで、これをメモしておきます。

まとめたモーメント

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