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オープンソースカンファレンス 2016/Fall

カテゴリ: 雑記, ホームページ, Linux, デバイス・ガジェット, サーバ, プログラム

二週間前になってしまいますが、オープンソースカンファレンス2016 Tokyo/Fallに行ってきました。去年の春から行き始めて、今回で3回目でしょうか?今年の春は行けなかったので…。毎度何かしら新しい発見があって刺激を受けるのが楽しみなイベントになってきました。

CMS

baser CMS
10/7に3.x→4.0へとメジャーアップデートを果たし、コンテンツ管理やツリー管理に強くなったので、ますます強力なCMSとなり得そうです。
一番気になっていたヘルパーの構文ですが、3.xと変わっていないとのこと。
コンテンツ管理周りが大きく変わっているので、3.xのテンプレートはそのまま乗せ換えることはできませんが、新規でサイト・テーマを作製する場合であれば大きな問題はないだろう、とのことで安心しました。
adiary
メジャー所と異なり、Perlで動作するCMS。DBがなくても動作するのでレンサバとかでサクッとサイトを立ち上げたりする場面で心強い味方になりそうです。
動作テストをした際の手順はこちら
SHIRASAGI
以前にも見たCMS。そういえばまだ手を付けていなかったので、手を付けてみたいですね…。
JoruriZOMEKI
これらもSHIRASAGIと同様にRubyで動作するCMS。
自治体特化で、グループウェアの機能もあるようです。これもまた面白そうな。
Plone
Pythonで動作するCMS。こちらも何度か見かけていますが、今回のOSCは特にPHP + MySQL型以外のCMSが数多く出展していたように思えます(PHP + MySQLのパターンは、上記のbaserCMSの他にも、WordPress(WordBench Tokyo)やNet Commonsが出展していましたが…)。

統合監視

今回は増えるRasPiの監視のために統合監視ツール関連はちょっと深く突っ込んでみました。

Zabbix
サーバ側のOSはRedHatあるいはCentOSでの運用が前提。特徴としては
  • クライアントマシンにエージェントを入れて詳細情報を取得(他の統合監視ツールもそうだが)
  • エージェントを入れないマシンに対してはSNMPなどで最低限の情報を取得(これも同上)
  • SSH接続が可能なので「SSH越しのスクリプトの戻り値を監視する」という、少々トリッキーな方法も可能とのこと
メジャーなツールなので、参考記事も多く導入コストは低めであるという印象を受けました。
Mackerel(マカレル)
名前の由来はやはりサーバ→鯖、ということのようです。
  • Webサービスタイプで、自前のサーバは不要という点が最大の特徴
  • お試し版であれば5ノードまでなら無料。それ以降はライセンス契約が必要
  • エージェントをインストールして情報を取得(これは他も同様)
  • APIとしてリクエストを処理(json形式で戻り値を返す)するので、APIをたたけば自前でもデータの収集はできるらしい
  • リクエストや処理はHTTP, HTTPS(80, 443)を使用するとのことなので、ポートをあまり気にせずに運用が可能
サーバを用意しなくて済むのはありがたいですね。
Hinemos
  • 簡単に閾値などの設定を変更できるGUI管理画面
  • 技術サポート不要であればソフトのみ使用も可
  • 管理画面でノードをマッピングできる
  • エージェント入れない場合はSNMPで最低限の死活監視は可能(他も同様)
などの特徴を持つ。特に最初の点については、「サーバを直接操作する技術に長けていないオペレータでも運用がしやすいように設計されている」ためとのこと。
しかし、会場でもにたを見るとOSC、という感じになってきましたね。風物詩?

個人的にはHinemosが使いやすそうに見えました。

全文検索、ログ抽出、データの見える化

Elastic
  • Elasticsearch(Java):全文検索エンジン。膨大なテキストデータの中から単語を検索
  • Logstash(Ruby(jRuby)):ログを取得し、加工したり保存したりする
  • Kibana(Node.js):Elasticsearchの検索結果の可視化
  • Beats(Go):Logstashにデータを送信する仲介役
この4つの製品の紹介。例えばビッグデータの解析、データマイニングといったところで使ってみたい。開発言語がバラバラだが、使う分には特に気にならないとのこと。

IoT

Cristal Sygnal Pi
光の色と明滅スピードをPythonプログラムで変えられるモジュール。
  • 外部の天気情報を取得して室内で外の天気の情報を通知
  • メール通知やサーバの状態監視
など、「何かを知らせる」ことに対して用途を見出せると面白そうです。

その他

ということで、今回は特にPHP + MySQL以外のパターンのCMSが目に留まった印象。adiaryに関してはローカル環境で上記の通り少し触っています。あと、RasPiは相変わらず多いですね。他にも色々ありましたけど、Elasticも使ってみたいですね。LogstashやKibanaと組み合わせて何か面白いことできないかなー、と思案してみたり。

タグ: データベース, イベント, サーバ環境・構築

 



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