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OSC Tokyo 2018/Spring 参加レポ

カテゴリ: ホームページ,Linux,セキュリティ,サーバ,開発環境,Webサービス

オープンソースカンファレンス Tokyo 2018/Springに一般参加してきたので、見聞きした情報をメモしておきます。

以下、各ツール・サービス・ソリューションに個人的な所感を加えてメモしておきます。

  • PowerDNS: OSSのDNSサーバ
    • セキュリティに強い・BINDよりも高速と謳われるDNSサーバ
    • DBでレコードを管理
      • シリアルの更新し忘れによる情報が更新されないトラブルを防げる
      • BINDからの移行ツールがある
    • Poweradminをインストールすることで、GUIでゾーンやレコードを管理可
    • 所感: DNSも便利になったなぁ……と感心。「日本の夏、BINDの夏」から解放されたい
  • SHIFT Ware: サーバ構成管理ツール
    • Excelベースでサーバ構成を決定する設定ファイルを出力できる
    • 使用している構成管理ツールはAnsible
    • 所感: そういえばAnsible止まったままだ……コントロールサーバのセキュリティを気にしていてそこで足が止まってしまったが、まだベストプラクティスはなさげ。周辺ツールを使って運用でカバーしたりしている模様
  • Zabbix: 統合死活監視ツール
    • 所感: 未だに手を付けられておらず……どうにか手を付けてみたい
  • Roundcube: Webメール
    • 所感: 最近見聞きするWebメールソフト。どんな使用感なのか試してみたい
  • Jenkins: 開発支援ツール
    • 所感: CIとかテスト駆動とかも手を付けたい……と思ってJenkinsサーバの動作デモを見させて頂きました。PHPでJenkinsならPHP Unit + Jenkins + Github(Gitlab)といった感じの構成になる、というイメージが掴めたので、少し前進できたと思いたい
  • baserCMS: CMS
    • 所感: 最近また手を付けてみたので、本格的に4シリーズに手を付けたい
  • SHIRASAGI: CMS
    • 所感: rubyで動くCMS兼グループウェア。こちらも手を付けたい……
  • kintone: データ連携プラットフォーム
    • 所感: IoTなど、今後データ連携は需要度が上がりそうなので目を付けておきたい
  • Matomo: OSSのアクセス解析ツールPiwikがver3から名称変更
    • 所感: 去年秋に英語のフォーラムに投げた件を相談させて頂きました。今後もその件について継続する方針
  • BigGorilla: 情報集積サイト
    • データを解析やAIに渡す前の前処理部分のノウハウを集積するサイト
    • 所感: 確かに、「やってみた」系はあるけどなかなかノウハウとしては蓄積していないかもしれない、と気付かされました。なお、BigGorillaという名前はPostgreSQLの開発者マイケル・ストーンブレーカーが言った「ビッグデータは800ポンドの巨大なゴリラのようなもの」という発言から、とのこと
      • ゴリラ女房クラスタに目を付けられそう

セッション

オープンソースカンファレンス2018 Tokyo/Spring - イベント案内 | 2018-02-23 (金): baserCMS&Docker オープンソースCMSを仮想化するを聞きました。

baserCMSについてある程度基本的なことは知っていたので、次のバージョンの大きな柱とDockerについてをメモ。

  • バージョンについて
    • 現在: 4.0.10.1
      • CakePHP: 2.8.5
      • 今回からDocker対応
    • 次回バージョン: 4.1
    • 管理画面UIが今時のデザインに
    • PHP7.2対応
      • CakePHP2.10対応
    • Vue.jsを使ってUI/UXを提供し、jQueryを徐々にリプレース
    • 管理画面を国際化対応
    • 2月末~3月頃リリース予定
  • baserCMSをDockerで動かす
    • Dockerとは
      • 仮想化技術の1つ
      • VirtualBoxやVMはマシンごと作る
      • DockerはLinux内にアプリケーション単位で作ることができる(コンテナー)
      • コンテナーの中身はファイルイメージ(Linuxカーネル+ディストリビューションのファイル)+差分(アップデート)+プロセス
        • docker commitで差分を固定させる
    • メリット
      • 手順がファイルになっているのでメンテしやすく、自動化している。手作業を介入させない
      • 差分は履歴になっているのでロールバックが可
      • イメージの再利用、複製が可

Docker for Windowsに少し触れたことがあるので、Dockerもなんとなくは分かっているつもりでしたが、さらに理解を深めることができたと思います。

環境を共有し、かつ軽くて済むのだったらDockerもありかもしれませんね……止めたときに差分が消えないように注意しなければなりませんが。WordPressならばWockerがありますし、それも選択肢ですかね。

タグ: サーバ環境・構築,構成管理ツール

 



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