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Sitecakeテスト・感想

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以前小耳に挟んで気になっていたSitecake、早速テストしてみたのでその感想をメモしておきます。

概観(ざっくり)

やったこととしては、1時間くらいXAMPP環境で操作した感じになります。

まず個人的な総括としては、本当に小さなサイトの編集か、新着情報のような全体の中のごくごく一部のみを編集するような場合に使うくらいかな、という感じです。

例えば、個人営業のお店のような5~6ページくらいのサイトで、ブログは外部のブログサービスを利用しているような場合で。

ブログを(ブログサービスの中で)更新し、「ブログを更新したよ」ということを掲載するためにサイトトップの新着情報を編集する、という場面。

これは、本当に新着情報のul、liのうちliを一つ追加して、「ブログ更新しました」と文章を打って、その文章にリンクを貼る。というごくごくシンプルな編集です。

こういうわざわざファイルを開いてhtmlタグを打って編集するのが煩わしい場面なんかは重宝するかなー、と。

 

インストール・設置

まずインストール・設置です。

こちらにありますが、まずSitecakeで編集を許可したいhtmlの箇所に「class=”sc-content”」というクラスを付与しておきます。

例えば、

<div class="sc-content">
	<ul>
		<li>7月13日  ボーナスセールの詳細は<a href="#">こちら</a>です。</li>
		<li>6月14日 今年もボーナスセールを開催します。詳細は追って発表します。</li>
		<li>6月1日 そろそろ梅雨の季節です。湿気には注意しましょう。</li>
		<li>5月25日 5月30、31日、棚卸しのため、臨時休業いたします。</li>
	</ul>
</div>

こんな感じ。この場合、liをどんどん追加して同じフォーマットで更新内容を増やしていけます。

今回のテストでは、5ページほどのコーポレート的なテストサイトを用意して、それぞれのmain部分にクラスを付与してみました。

次に、公式サイト( Sitecake | Simple CMS for HTML websites )からダウンロードしてきます。Githubのものはディレクトリ構造や中身が異なるので公式サイトからダウンロードしましょう。この記事執筆時点ではバージョンは2.2.9でした。

最後に、ダウンロードしてきた中身からsitecake.phpとsitecakeフォルダをサイトのルートディレクトリにアップロード。

あとはサイトのsitecake.phpにアクセスすればログイン画面が表示されるはずです。(サイトが http://exapmple.com/ ならば、 http://exapmple.com/sitecake.php にアクセス)

ログインした後の操作は公式のデモで動作を確認して頂ければ。

※ログイン時のデフォルトのパスワードはadminなので、使用する場合は必ず他のパスワードに変更しましょう。ログイン画面のテキストボックスのすぐ下に「Change Password」があるのでそこをクリックして変更です。

 

実際に触って気付いた点など(細部)

以下、上記の総括に至るまでの気付いた点や感想です。

※XAMPPのみのテストですので、外部のレンタルサーバなんかではまた違ってくるかもしれません。


  • ディレクトリが違うものは弄れない。
     ■まずこれ。サブディレクトリの中のhtmlファイルは編集できなさそうです。
      (sitecake関係のフォルダを覗いてみると、sitecake-tempの中のdraftを表示して操作させている感じですが、draftフォルダの中にサブディレクトリが作成されていないため、サブディレクトリのものはサポート外と見て良さそうな気がします。)
  • 編集可能コンテンツの判定がちょっとシビア。
     ■div id=mainの下のpは編集できるが、div id=navの下のdl、dt・ddの中身は弄れない、など、クリックしても中の文章にカーソルが合わない場合が見受けられました。ただ、dtの画像はドラッグ&ドロップで他の場所にコピーできたりしたので、完全に反応しないわけではない模様。
      (編集できたとしてもメニューにdlがないのでdl・dt・ddの構造は弄らせない方が良いですが)
     →使用する場合は、なるべく深い構造の場所など、中身がシンプルなタグを編集可能領域にした方が良いと思われます。メインコンテンツ全体を丸ごと編集可能にすると動かない場所があるかも…。
  • 自動で編集前のバックアップ(簡易的なリビジョン管理)を行ったり、下書きを保存したりする機能あり。
     ■ルートディレクトリ下にあるhtmlは編集前のものをバックアップする(画像フォルダ(Image)も作る。これも一度挿入した後削除した画像をバックアップしている模様)。バックアップというよりはリビジョン管理。
  • sitecakeの中身としては、はsitecake-tempのdraftを表示・編集させる仕組みのようです。
     ■ftpなどでsitecake以外から編集した場合、draftと中身が違う状態になるので、sitecakeが覚えている内容を編集することになり齟齬が生じかねない。
     →対策としては、draftが入っているsitecake-tempフォルダをまるっと削除すれば、次のログインから最新の状態で編集させるようになるため、ftpなどで大きく変更を行った際は同時にsitecake-tempフォルダを削除しておくと良さげ。
  • ログイン後のリダイレクトがおかしい。
     ■今回実際に触れて一番気になったのはこれ。バグなのかXAMPP環境のせいなのかは不明。
      例えば、ログインした状態で別ページのリンクをクリックすると「sitecake.php?page=sitecake.php?page=hoge.html」という形で飛ばされてエラーを吐かれてしまいました。
      このgetリクエストのパラメータは「sitecake.php?page=hoge.html」が意図した形式だと思われます(直打ちすればそのページの編集画面に行ける)。
  • 上記に合わせて。×でログアウトした後も、トップページ以外のページへ飛ぼうとするとsitecakeが反応してgetパラメータが付与される。
     ■しかもどんどん増える(キャンセルして他のリンクをクリックしても
      「sitecake.php?page=sitecake.php?page=hoge.html」
     →「sitecake.php?page=sitecake.php?page=sitecake.php?page=fuga.html」
      という感じで「page=sitecake.php?」の部分が足されていく)
      そのため、通常の遷移が困難になる。
  • 上記の現象、他のブラウザで見てもsitecakeが反応するのでCookieではなさそう。sitecakeの中で何か覚えているのか…。

という感じで、特にgetパラメータのアクション周りで謎現象が発生したのでそこが解消されれば使えそうな感じでした(大半バグ報告的なものになってる気が…

そこを除いて他に気付いた点を見ると、サブディレクトリは範疇外だったり、タグの構造の判定がややシビアだったりするところを見ると、冒頭で述べたように本当に限定した箇所のみを編集したい場合や、ページ全体(htmlファイル群)がルートディレクトリにあるようなミニマルなサイトに適していると思います。

(コンセプト(Simple CMS for your HTML website)がそんな感じだと思われるので、それに沿っていると言えます)

ですが、編集前の内容をバックアップしたりするのでその辺りはしっかりしていますし、使える場面では使えそうですね。

最近ですとシングルページとか、シンプルなサイトも多いですから。

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